暦検定、第二期メンバー募集します

いつも発信をご覧いただき、ありがとうございます。
今日はご縁をいただいた特別なみなさまへ、ひとつご案内をさせていただきます。
暦検定、はじまります
2022年、壬寅年の来春、暦検定を本格的にスタートすることにいたしました。
これは私とみなさまから寄せられた、‘暦を頼りにしたら楽になった’という体験から生まれました。暦をもっと身近に、そして公平に学びの機会があればいいのに・・と考えたからです。
今日はその、暦検定を始めようと思った想いからお話させてください。
受け継がれた日本もの
私の講座でもたびたびお話させていただいているので、もうすでに知っていることかもしれませんが、暦が私たちの生活に根付いたのは奈良時代。
中国から【暦】という現代でいうカレンダーという文化が入ってきて、主に宮中のかたたちが使うようになりました。というのも当時、宮中では行事やお祭りごと、お祝い事などのイベントが目白押し。
ただ当時は今のようにスマホもなく、手帳もない時代。パパっとメモをすることもできず、また代々続いているイベントをそれまた代々伝達していくのに、ただ半紙につらつら書いていても「あれ、あのイベントは何を着ていくんだっけ・・?持ち物は・・」と探し出すのも大変でした。
そんな中、中国から海を渡ってきた暦。日付ごとに整理されている暦にメモをとれば、とってもわかりやすい!
これなら家族ともシェアできる、と暦の余白に日記のように書き認めそれを代々、大切なひとへ受け継いでいったのです。(これが藤原道真の御堂関白記という現代では国宝になっています)
暦を頼りにより楽に
それから、暦は紆余曲折がありながら日本独自の、またその地域ごとに違うローカルメディアのように発展していきます。
今でも暦に全国各地のお祭りごとが記載されているのはその名残。そしてそこに、日付や干支だけではなく吉凶を表す易(占い)も表されるようになりました。
昔の人々は現代人より、もっとスピリチュアルな世界に生きていたと感じています。今のように科学やITが発展していないため雨がたくさん降り雷がなることやお月様や星の動きなど、すべて神様が司っていると考えられていたのです。
そんな中で、何かスタートするとき、決断するときには神様のまじないを使ったり、易(占い)を頼りにすることがとても上手でした。暦のせいにして、お休みをすることも文化として残っており、暦は私たちのご先祖さまに当たり前のように使用されていたのです。
大切な人に伝えたい
暦には素晴らしい歴史があります。ただ私たち世代は西洋の文化が中心になり、なかなか暦にふれる機会がありません。私はありがたいこと偶然に、祖母や母が暦を購読していたこと、それとお仕事の関係で神社仏閣の方々から学ぶ機会に恵まれ当たり前のように生活に取り入れていました。
そんな中、昨年よりコロナが蔓延。世界をガラッと変化させました。ニッチもサッチもいかない、どうあがいてもなんだか心がギュッと抑圧されているようなときに。もしかしたら暦が誰かの頼りになるのかもしれない・・そんな想いがふと生まれ2020年暦の発信をInstagramでスタートしました。
ぼーっとする時間が惜しまれてしまう現代、そして責任感が強い現代人こそ、もっと暦と日本の季節を頼りに楽になってほしい。
それから大切なひとから大切なひとへ。暦をたよりに、また時に暦のせいにする生活が少しずつ広がってきたことを今、とても嬉しく思っています。
暦をいつでも味方にできるように
ここまでツラツラと想いを書いてきてしまいましたが、本題である暦検定のいきさつについてお話させてください。
暦の発信を初めてこれまで沢山の人が暦を目にしてくれるようになりました。
そして昨年末あたりから暦をもっと私だけではなく、みなさんがご自身で読めるようになったらいいのにな、と考えたのです。またそのようなご要望も多くいただくようになりました。
それから試行錯誤していろんなスタイルを検討しました。
私が学びの機会を考えた時に、1番大切にしたかったことは公平性です。
暦は誰のものでもありません。そして本来は大切なひとから大切なひとへ代々受け継がれるもの。ご自身やその大切なひとのタイミングでいつでも、暦を頼りにできるように。
この想いを基軸にしたときにスクール制ではなく、自助学習というスタイルで公平に学びを提供したいと考え【暦検定】を作りました。
暦検定を受験したらできること
暦検定は1級、2級の2つの級で構成しています。この2つの違いと、暦検定を受験したらどうなるのか、また私たちが目指すゴールについてお伝えさせてください。
- 暦検定 2級 暦を生かせる人になる
暦検定2級では暦と季節の基礎知識を学びます。ご自身の生活のなかで、暦を頼りにするための読み解き、背景について身につけ、どのように行動したらいいか指針となるひとつの軸をつくりましょう。
- 暦検定 1級 暦を読める人になる
暦検定1級では暦と季節の歴史からより深い読み解きを学びます。その方法を取得することによりご自身だけではなく大切なひとへ暦を伝えていくことができるようになります。
暦検定は認定講師制度をとりません。大切な家族がその文化を伝承してきたように、暦を誰かのものにするのではなく学びの門戸を開き、その叡智を継承していきたいと思っています。
そのため1度受験した後も学びは続き、暦検定を繰り返し受講することでより深い経験値を身につけることもできます。
(1級合格後、自助学習の仕組みとしてご自身でお仕事などに活用することは自由です)
第二期 受験メンバーを募集します
最後までお読みいただきありがとうございます。現在、来春の正式公開を目指し、準備をすすめています。
その中で、この暦検定の第二期受験者を数名募集させていただきたいと思います。
先日第一期生の講座が終わったため、よりブラッシュアップしたかたちでみなさまにお届けできると思います。
この検定では学びのツールとして公式テキストを準備しています。そして今回に限り受験対策講座を開催し、ひさとみゆりかが講師を担当いたします。テキストを使った対策講座をご受講いただき2級・1級の受験までご体験いただけます。
また積極的に、この暦検定をよりよいものとできるように声をあげてくださるかたにメンバーさんになっていただきたいと考えております。
そのため今回ではテキスト、検定ともにまだ正式な完成形ではないことをご理解くださいませ。(その分、今回に限り私の講座がついております)みなさんの声をもとに来春の公開を迎えたいと思っております。
暦についてひさとみゆりかから、直接学びを受けたいという場合はぜひこの機会に第二期メンバーにご参加ください。
募集要項
【暦検定第二期受講メンバー募集】
暦検定を大切に、暦検定1級、2級を受講をお試ししてくださるかた
【スケジュール】
1)11月上旬に公式プレテキストをお送りいたします。
(こちらはデータでの送付を予定しております・印刷してご利用もいただけます)
2)2日間公式プレテキストを利用した認定対策講座(各2時間半)をご受講ください
1日目
2021年11月25日(木曜日)10:00から12:30
2日目
2021年12月3日(金曜日)10:00から12:30
※ZOOMで行います。
※講師はひさとみゆりかです
※録画受講も可能です
さらに今回は第一期メンバーからのお声が多かった
暦詠み練習シェア会を追加で実施します。
こちらはオンタイムでご受講のかたが多い日時で
開催予定なので参加者のみなさまのご都合を
お伺いし実施します。
12月上旬、オンラインで1時間半を予定しております。
3)1月中旬までに暦検定1級・2級をご受験ください
※オンラインでの受講です
※ご受験いただける日程は約2週間です。そのうちのお好きなタイミングでご受験いただけます。また自主学習時間が足りないかたはご相談可能です。
4)合格の際は1月に暦検定合格証明証を発行いたします
※全体験を通じてアンケートにご協力のほどよろしくお願いいたします
【募集人数】
7名様 → 残2名様
予定人数に達し次第、ご案内を終了します。ご理解いただけますと幸いです。
【受講費用】
77,000円(税込)
※上記費用に対策講座、テキスト費用、1級・2級受講費用、合格証明証のすべてを含みます
【お支払い方法】
お申込み後、お席をご準備できたかたへから順次メールにて連絡をさせていただきます。
その後、クレジットカード決済または銀行振込にてお振り込みをお願いいたします。
【お申し込み方法】
以下リンクよりお申し込みください。
https://forms.gle/B6ngcHK6Xy5EkhSE7
最後までお読みいただきありがとうございました。
当初はこんなところまでたどり着けるなんて、考えていなかったのが事実です。
みなさまからの声が、私とチームを動かしました。
これからも大切なひとが暦をみかたにより楽に、より楽しく生きられますように・・
私たちはこの基本の軸をモットーに伝えていきます。
ぜひ第二期メンバーにご参加いただき、講座でお会いできることを楽しみにしております。